- 2006/08/03 サイトリニューアル
愛着ある家具と古民具の洗い・再生も承ります。
『リビング滋賀』に掲載されました
→詳細はこちら石盛木工ホームページにおこし頂きありがとうございます。
欅にこだわり続けて作る注文家具。 近江湖北の欅は脂気多くてねばり強い事が国内でも有名です。 歴史的に有名な地元の社寺にも使われています。
伐採後10年以上の自然乾燥、釘は一切使わず、 仕上げは植物オイルを使用。
環境に優しく60年の職人の技を駆使したオーダーメイド家具です。石盛木工では、湖北で育ったケヤキやキリにこだわり、たんすや食器棚などを作っています。(湖北は寒いので、脂気が多くて粘り強くて堅く、木目もきれいないい木ができます。) この道約60年の技(例えば、板の接合に特殊な切込みを入れ、クギを使わずに仕上げた“四方蟻組”“ほぞ組”など)を活かしたり、樹齢300年くらいのケヤキの木を、伐採後に野積みして風雨にさらし、10年以上寝かせてから使うなど、化学物質を使用せずに、天然素材の魅力を引き出す製法で、無垢の家具のよさ、あたたかさ、を知ってもらえればと考えています。小さなおこさまにも安全・安心で、使うほどに味の出る、木工家具たちのぬくもりを感じてください。
田舎の小さな木工所【石盛木工】で製作しているのは 化学物質を一切使用しない、安全・安心な木の家具です。
科学万能の時代に生まれたこどもさんたちに 自然のやさしさやぬくもりを伝えていきたいと 古くから伝わる伝統の技で 時間も手間もかけて作っています。
湖北の厳しい寒さの中で育ったケヤキは 調湿機能に優れた、弾力・粘りがあり、木目が美しく表れます。
使えば使うほど、暮らしに手に馴染む、無垢の家具。
ケヤキは木之本町の、町の木と指定されています。
天然素材【湖北産の木】
地元湖北の厳しい寒さに耐えて、強く育った湖北産のケヤキ・キリにこだわっています。ケヤキは、樹齢約300年のものを“反り”防止のため、伐採後に野積みし、わざと風雨にさらして10年以上寝かせるなど、化学物質にたよらず自然の力を借りて調整しています。
ケヤキ・キリに関してはこちら→木について独自で解明した伝統技法【四方蟻組】
四方蟻組とは両端に蟻形(蟻の頭の形又は、鳩の尾の形を凹凸に切り込む)が、交互に向き合った組方で、組み合わさる部分が蟻の頭に似ていることからこの名称がつけられました。板の反りを防ぎながらし、伸縮に対応でき、釘を使用しないので後々割れ目ができる事もなく、強度な接合が得られる、優れた伝統技法です。賽銭箱・火鉢等、良質な板組に使用されます。
しかしどうして組み込んだかプロの職人にも解けないことが多く、継承されることの少ない技法でした。ですが、当方は独自でこの技法の解明に成功しました。
ユニークでパズル的な組み方を楽しんでいただけます。
釘を使わない古来よりの職人技。
釘を多様することのマイナス要素
- 長期使用により木が割れる
- 腐蝕して付近が変色する
- 木に狂いが出た場合ゆるみがくる
量販店や既成家具では釘・ビスを多様しておりますが、当方では皆様に長くご愛用いただく為に、又生活環境にも配慮し、釘を使わず伝統工法によって製作しております。